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「責任の取り方」を考える

「責任」の取り方とは

「失敗」から学ぶ

 大丸別荘の前社長がお亡くなりになられました。
とても悲しく残念なニュースです。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230312-OYT1T50084

 日本人は、個人に責任を取らせることを良しとする文化。
 江戸時代は切腹で命を差し出すことで責任を取ることが美徳とされていましたし、昭和では責任の取り方として”坊主頭”にすることもよくありました。
 でも、本当の責任の取り方とは、その問題が発生した原因を突き止め、そして再発防止のために仕組み化に力を尽くすことだと思います。
 人は誰でも過ちや間違いを犯す可能性のある弱い存在です。
 山田社長には、ご自身の失敗が二度と起こらないように、その経験を活かして欲しかったと残念でなりません、、、。

東横インは、かつて障碍者設備に関して届出とは違う改造を行い、かつ社長の会見が誠意を感じるものではなく、大きな問題となったことがありました。
 しかし、その後、東横インは生まれ変わり、その失敗を糧として、今は障碍者へ優しいホテルへと生まれ変わったと聞いています。
 大丸別荘の社長の記者会見を拝見しました。
 決して雄弁ではありませんでしたが、言い訳せずに正直な社長だったのだと思います。
「問題を憎んで、人を憎まず」 
人は誰しも弱い。性弱説に立つことが問題解決の基本であると改めて認識しました。
謹んで哀悼の意を表します。

Tetsuro

Tetsuro

株式会社 2E Consulting 代表。中小企業診断士。アメリカ合衆国ニューヨーク州出身。一橋大学社会学部卒。三菱商事にて製鉄用石炭・鉄鉱石のトレーディング・事業開発・投資事業に携わり、インド・ドイツ・シンガポールに9年間駐在。海外駐在において現地人材の育成・組織開発に携わる中で人材育成に興味を持ち、企業向け研修会社に転職、年間2,000人の受講生にビジネススキルを教える。Harvard Business School Program for Leadership Development 修了(2019年)。その後、独立し、中小企業診断士として数多くの企業経営の現場で経営改善に従事している。

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