
管理職を、もう一度「なりたい仕事」にするために
山本 哲郎
2E Consulting 代表/国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)/中小企業診断士
「管理職になりたくない」
そう口にする若手社員が、年々増えています。
一方で、現場を支えている管理職は、責任と業務を一身に背負い、疲弊していく。
誰かが悪いわけではありません。
多くの企業が、良かれと思って環境改善や制度改革に取り組んでいます。
それでも、なぜか管理職だけが苦しくなる。
私はこの状況を、個人の努力では解決できない“構造の問題”だと捉えています。
私自身、これまでのキャリアの中で、知識や経験があれば成果を出せると思い込み、「人を率いる」「人を通じて成果を出す」というマネジメントの本質を、体系的に学ばないままリーダーとして現場に立ってきました。
外資系企業で、世界中の優秀な人材と働いたとき、その未熟さを、はっきりと突きつけられました。
足りなかったのは知識ではなく、マネジメントの“基礎体力”だったのです。
人を動かそうとしても動かない。厳しくすれば反発され、優しくすれば自分が抱え込む
管理職という役割に、明確な「型」も「支え」もないまま、個人の頑張りに委ねられている。
これが、管理職が“罰ゲーム”のように感じられてしまう最大の理由だと、私は考えています。
管理職は本来、人の可能性を引き出し、組織として成果を出し続けるための極めて価値の高い専門職です。
しかし、その役割に必要な考え方やスキル、そして「どう向き合えばよいのか」という軸を、体系的に学ぶ機会は、驚くほど少ない。
だからこそ、2E Consultingは、管理職という役割に、真正面から向き合っています。
私たちが目指しているのは、管理職を「強くする」ことではありません。
しなやかに、折れず、周囲を活かしながら成果を出し続けられる存在にすることです。
研修をして終わりではなく、学びを行動に変え、現場で実際に変わるところまで伴走する。
管理職を個人の努力に任せず、マネジメントのあり方そのものを再設計する。
それが、2E Consultingの仕事です。
管理職が変われば、組織は変わる。
組織が変われば、働く人の未来は変わる。
管理職を、もう一度「なりたい仕事」にする。
その責任を引き受ける覚悟を持って、私たちはこの事業に取り組んでいます。

Yamamoto Tetsuro
アメリカ合衆国ニューヨーク州出身
一橋大学社会学部卒、一橋大学社会学研究科修士課程終了(社会学修士 2005 年)
Harvard Business School Program for Leadership Development 修了(2019 年)
三菱商事にて製鉄用石炭・鉄鉱石のトレーディング・事業開発・投資事業に携わり、インド・ドイツ・シンガポールに9年間駐在
シンガポールでは、世界的資源会社 BHPに出向し、マーケティング活動に従事
海外駐在において現地人材の育成・組織開発に携わる中で人材育成に興味を持ち、企業向け研修会社に転職、年間 2,000人の受講生にビジネススキルを教える
その後、独立しその後、2E Consultingを創業。人材育成と経営改善に携わる。中小企業診断士として数多くの企業経営の現場で経営改善に従事