マネジメントの土台にあるもの
家を建てるとき、いきなり屋根からつくる人はいません。まず地面をならし、基礎を打ち、見えない部分を整える。そこが揺らげば、どんな立派な設計図も意味を失います。
マネジメントも同じです。スキルや手法は、柱や壁のようなもの。その前に支えとなる「基盤」がなければ、組織は長く立ち続けられません。
多くの管理職育成が、うまく機能しない理由があります。それは「何をやるか」ばかりを教え、「どう向き合うか」を整えていないからです。
人をどう捉えるのか。成果とは何なのか。判断の拠りどころが曖昧なままでは、現場で迷い続けることになります。
では、マネジメントに必要な力とは、何を指すのでしょうか。
マネジメントに必要な3つの力
2E Consultingでは、マネジメントに必要な力を、次の3つに整理しています。
これらは別々の力でありながら、互いを支え合う関係にあります。
自己基盤力
そもそも自分は何をしたいのか。まずは自身の価値観と目的を理解し、環境が変わっても判断軸を失わずに行動できる自己基盤力が必要です。
課題解決力
次に、目的に対して適切に課題を設定し、その課題への対策を導き出す力が必要です。組織として取るべき打ち手を描く課題解決力です。
他者影響力
人は論理だけでは動きません。一人ひとりと向き合い、対話を通じて強みと意欲を引き出し、組織を動かす。他者影響力が不可欠です。
この3つの中でも、もっとも土台となるのが「自己基盤力」です。
自己基盤が整っていなければ、課題解決は場当たり的になり、他者への働きかけも、表面的なものにとどまります。
自分は何のために判断するのか。何を大切にし、何を手放すのか。その軸があるからこそ、スキルは生き、対話は力を持ちます。
この3つの力を育てていくことで、管理職が変わり、管理職が変わることで、組織は持続的に成長していきます。

2E Consulting のストロング・ポイント
2E Consultingの管理職養成は、一般的な研修とは発想が異なります。
私たちは「教えること」よりも、「育つ前提を整えること」を重視しているからです。
自己基盤力を起点とした設計
自分ごと化を最優先にすることで、参加者自らが自発的に考える研修となり、受講後も学びが自走的に深化します。
企業ごとに設計するカスタムメイド型
同じ課題を抱えていても、状況は企業によってさまざまです。既存プログラムを当てはめず、その組織に必要なプロセスを設計します。
実務と往復する体験型育成
詰め込み式ではなく、ワークショップ型の研修。インプットに偏らず、実践と振り返りを通じて行動変容まで伴走します。
自己基盤力 × 伴走型研修
2E Consultingの研修は、最初から行動変容を起こすことを前提に設計しています。
その中核にあるのが、「自己基盤力 × 伴走型研修」という考え方です。
自己基盤力を整える
行動が変わるために必要なのは、スキル以前に「自分は何を大切に判断するのか」という内的な軸。私たちは、やらされ感ではなく自発的な意欲を引き出すため、自己基盤力を整えることを研修の出発点としています。
対話によって学びを定着させる
知識や理論のインプットは事前に行い、研修当日は対話とディスカッションを中心に進行します。学びを自分の言葉で捉え直すことで、理解を実践につなげていきます。
実践と伴走で変化を続ける
研修後には必ず現場での実践とフィードバックを組み込み、少人数のグループコーチングによって継続的に伴走します。一人で抱え込まず、他者の経験から学び合いながら成長していく設計です。
有名なロミンガーの法則があります。
それによると、リーダーの成長に寄与する要素は、「講義などによるインプット:10%」「周囲からのフィードバック:20%」「現場での実践:70%」といわれています。
つまり講義だけでは、人の成長は起こりません。
実践とフィードバックの循環があってこそ、行動は変わり続けます。
研修を単発のイベントで終わらせない。
事前インプットから実践、振り返りまでを一つの学習プロセスとして設計する。
それが、2E Consultingの提供する「自己基盤力 × 伴走型研修」です。
人と組織の未来へ
目指すのは、管理職が孤立せず、本来のマネジメントを発揮できる組織です。管理職が「罰ゲーム」ではなく、人と組織を前に進める、意味のある仕事として選ばれること。一人ひとりが尊重され、自分らしさを持ったまま挑戦できること。
人が変わると、組織が変わる。組織が変わると、社会が変わる。
2E Consultingは、管理職を育てることを通して、人が本来持っている力が、無理なく、自然に発揮される組織を増やしていきたいと考えています。その積み重ねが、長く成果を生み続ける社会につながると考えています。