嬉しいご報告
先日、Nikkeiリスキリングのウェブメディアにて、拙著をご紹介いただきました。しかも記事の焦点は、私自身が「ぜひここに注目していただきたい」と強く思っていた 「自己基盤力」 でした。著者としてはこれ以上ない喜びです。
記事全文の閲覧には登録が必要ですが、「まだ本は手に取っていないけれど、ちょっと気になる…」という方にはぴったりの内容になっています。ぜひコーヒー片手に読んでいただければと思います。
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「自己基盤力」とは何か?
拙著の中でも特に大切にしているのが「自己基盤力」です。これは、スキルやテクニックの前に立ち返るべき“土台”のこと。
たとえば家を建てるときに、基礎工事がしっかりしていなければ立派な建物も長持ちしないように、人材育成やリーダーシップにおいても、個々人が自分の基盤を整えているかどうかが大きな差を生みます。
自己基盤力とは単なる「自己啓発」の言葉遊びではありません。感情の安定性、価値観の明確さ、目的意識、健康や生活習慣といった、ごく基本的でありながらもおろそかにされがちな要素を含みます。これらを丁寧に見直すことで、人は驚くほど行動の質を高めることができるのです。
なぜ今「自己基盤力」なのか?
時代の変化はますます速くなり、管理職やリーダーに求められるスキルも複雑化しています。しかし、環境に振り回されるだけではなく、自分の内側に安定した軸を持つことこそが、リスキリングやキャリア形成の出発点になります。
最近では「スキルの掛け算」ばかりが注目されがちですが、その土台となる自己基盤が整っていないと、いくら学んでも“砂上の楼閣”になってしまいます。
Nikkeiリスキリングがこのテーマを取り上げてくださったのは、まさに今の社会に必要な視点だからだと感じています。
書店での反響
また、紀伊國屋書店 大手町ビル店では、ありがたいことに拙著が週間ランキングで1位に返り咲きました!順位は週ごとに変動しますが、こうしてロングセラーとして支持をいただけていることは本当に嬉しい限りです。
とくに面陳(棚に表紙を見せて置いてくださること)でご紹介くださっている店長の桐生さん、そして営業で日々尽力してくださっている中央経済社の梶野さんには心から感謝申し上げます。出版は著者一人の力では到底成り立ちません。こうした方々のご支援があって初めて、読者の皆さんに本が届いているのです。
執筆を振り返って
出版から時間が経ち、ありがたいことに多くの読者の方から感想をいただいています。
- 「自己基盤力の章を読んで、自分の生活習慣を見直すきっかけになった」
- 「部下にフィードバックする前に、自分自身を整える大切さに気づいた」
- 「管理職になったばかりで悩んでいたけど、自己基盤力を意識することで前向きになれた」
こうした声は、著者冥利に尽きます。最初は自分の経験や問題意識を文章にまとめることで精一杯でしたが、それが他の誰かの成長や変化に役立っていると知ると、執筆して本当に良かったと思います。
これからの挑戦
書籍はひとつの通過点にすぎません。これからは「自己基盤力」をキーワードにした研修やワークショップ、講演活動などを通じて、より多くの方に実践的な学びを届けていきたいと思っています。
また、自己基盤を整えることは個人だけでなく組織にも波及します。管理職の基盤が安定すれば、部下も安心して力を発揮できる。そうした好循環をつくり出す支援を続けていきたいです。
おわりに
今回のメディア掲載と書店ランキングは、著者としてもコンサルタントとしても、大きな励みになりました。これを機に、まだ本を読んでいない方も「ちょっと手に取ってみようかな」と思っていただければ嬉しいです。
あらためて、記事を執筆いただいた日経の編集者の方、書店や出版社の皆さま、そして読者の皆さまに心から感謝いたします。引き続き、「自己基盤力」というテーマを広めていけるよう、歩みを進めてまいります。
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